ファッション 通販があなたを待っている!
ある日、若い知り合いのYから相談を受けた。
内容は「2年ほど前に銀行のカ−ロ−ンを延滞してしまった。
その後は無事に完済したのだが、今度新たに車を買い替えるための審査が通るかどうかが心配だ」と友人。
「オレはカウンセラーでもないし国民センターでもないしコンサルタントでもない。
ましてや遠山の金さんでもないからそんなことまで知るか」とはさすがに言えず、全銀協の場所を教えて情報開示の仕方を教えて自分で開示するように勧めた。
Yが開示した内容にはちょうど2年前に「異動後完済」と記載されていた。
これが世間で言うところのブラック情報なるものである。
「この情報は3年後には消えるからそれまで待ってロ−ンを申し込むか、あるいは3年間貯金して車を買うか、もっと安い物にするか」と話したところ、3年間貯金をすることで納得してくれた。
Yはその後何か困ったことやわからないことがあればすぐにオレに聞きに来るのでオレが困り果てている。
次は「CIC」と「CCB」についてスタディしておこう。
この二つは主にクレジット会社や信販会社に一部の消費者金融が加盟会員になっている個信機関である。
CICの加盟会員を見てみると結構面白い。
クレジット会社や銀行等、金融会社が加盟しているのはわかるが、損保会社に生保会社に携帯電話会社、面白いところでは百貨店に楽器製作所・本屋さんにどこかの地方の商店会まで加盟しているのだ。
登録内容も全銀協と同じような内容で、さすがに手形の不渡り情報は登録されないが入金状況や官報情報が登録されるのはどの個信機関でも同じである。
書く内容が重複してしまうが、ここでもクレジット・ヒストリーは大切になってくる。
ある信販会社を使って100万の車を買ったとしよう。
珍しい話ではなくどこにでもある話だ。
これを遅れなく約束通りに支払い完済させればあなたには立派なクレヒスができる。
車が壊れて買い替える場合でもすんなりと審査に通るが、反対にクレヒスに問題があるとどこの信販会社も金を貸してくれない事態も当然ある。
CCB加盟の信販会社は数が多くないが、CICはほとんどの信販、カード会社が加盟しているので1杜の審査が通らなかったから別の会社で再アタック……をしてもCICにキズがあれば審査結果は「ノ−」になってしまうのだ。
ごく稀に、CICにキズがある人でも車のロ−ンに通ったって聞くが、これは例外であり今現在何処にも借入れがなかったり、また属性が良かったり頭金を半分でも用意してあれば審査に通る可能性もある。
これは、それぞれの信販会社の審査基準による違いであるため、すべての人に当てはまるとは限らない。
そして、各社の審査基準とは門外不出である。
よく世間では「自分はブラックリストに載っているのでロ−ンが組めない」って話を聞くが、現実には「ブラックリスト」なるものは存在しない。
ブラックリストなんて言葉を聞くと「借金の返済状況が悪い人の名前を連ねた名簿みたいな書類があるのでは?」と想像してしまうが、そんなものは存在しないのである。
個信機関に「異動・代位弁済・貸倒れ・延滞・破産・個人再生」等の自分の信用に悪い情報が登録されていると俗に言うブラックとなってしまうのだ。
車のロ−ンが組めない、あるいはテレビを買おうとしてクレジットを申し込んだら断られたって人はまず何をさておいても個信機関で自分の情報開示をしてみよう。
この情報開示の仕方はCIC・CCB共に郵送での開示が可能である。
CICは全国に支店があるがCCBは東京と大阪にしかない。
地方に住んでいる人はCCBの開示はどうしても郵送開示になってしまうがこればかりは仕方ない。
携帯でもネットでも近くの機関の住所を調べ開示申込み用紙を送ってもらい、必要事項を書き込んで添付書類を添えて送るだけだ。
申込み用紙は自宅にファックスがあればなおさら簡単に取り寄せることができる。
添付する書類はオレの場合CICは運転免許証だけで済んだが、ない人は保険証のコピ−等でOKだ。
CCBの場合は運転免許証の他に住民票も必要だ。
市役所に取りに行くのが面倒だったが、申込み用紙の記入欄に前の住所を書く欄があり、それに記入していないと「開示を受け付けない」とある。
そんな数年も前に住んでいた住所なんて覚えてなかったが、住民票にちゃんと記載されてあった。
もう一つ、開示する際の料金だが、郵送で開示する場合はどちらの機関も900円である。
これは郵便局で900円の定額小為替を買って同封しておけばいい。
書類を不備なく同封して送ると早くて2・3日後には配達記録郵便で届けてくれる。
ちなみに自分で出向いて開示した場合は500円で済む。
近くに支店があったり時間を持て余している方、あるいは差額の400円が勿体ないって立派なケチ精神をお持ちの方は直接出向いて開示してみよう。
折角だから個信機関に行った際にはそこら辺に置いてあるパンフレットを根こそぎ持って帰ることを忘れずに。
ほとんどの消費者金融が加盟しているはず?の「全情連」次は「全情連」について説明しよう。
首都圏を管轄するのはJDBと呼ばれるし、所によっては「レンダ−ス・エクスチェンジ」とも呼ばれるが同じ組織と思って間違いない。
全情連の加盟会員は主に消費者金融各社が加盟している。
反対に言うと、ほとんどの消費者金融はこの全情連に加盟していて与信のために登録内容を参考に使っている。
全情連と貸金業協会に加盟していない業者は怪しい間金と思っておいたほうが良い。
全情連の登録内容も多少の違いはあるが他の個信機関とほぼ同じ内容のことが登録されている。
良い情報も悪い情報も個人を客観的に見るために利用されているのだ。
ここでも自分の個人情報を開示して自分で見ることができる。
来所して開示した場合は無料だが印鑑を忘れずに持参しよう。
郵送開示の場合は600円である。
ある日、友人Kから相談を受けた。
相談内容は、弟が昔Kの運転免許証を勝手に持ち出してK名義でいろんな業者から金を借りまくりとんずらしてしまった。
そのせいで「クレジットカードはおろか消費者金融でさえ金を貸してくれない」と嘆く友人のKに対して、オレのアドバイスは「何をさておいても信用情報を開示してみよう」である。
弟がKに成りすましてどこかで金を借りたとすれば、必ずどこかの個信機関に「契約日はいつか。
いくら借りて残金はいくらか。
また、支払い状況も登録されているはずだから確認してみよう」と言って開示方法を教えてあげた。
そして登録されている自分の情報を確認した上で、間違いがあれば個信機関に対して調査・削除・訂正を申し出ることができる。
また、弟がどこの業者で金を借りたのかわかればその業者に怒鳴り込んで行くことも可能だ。
「金融業者に怒鳴り込んで行こう」と言うとKは怯んだが、そんな遠慮などすることはない。
業者が新規の客に融資する際の本人確認は金融業者にとっては大切な業務である。
いくら兄弟とは言え自分でない人間が自分に成りすまして金を借りるなんてことができれば、日本は盗人の国際見本市になってしまうのだ。
金融業者としてはそれを避けるために職場への在籍確認や自宅への在宅確認等で書類審査と併せて本人確認を行なう。
この業務を怠って違う人間に金を貸してしまったのは業者の大きな過失である。
その上に「借りてもいない金を返せ」とか個信機関にブラック情報を登録されたのではたまったものではない。
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